み言葉の黙想
池田博主任牧師 【宣教題】
約束のものを得たアブラハム(ヘブル6:13~15)


 Date:1997/11/16

『こうして、アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました。』                             ヘブル6:15

わたしは必ずあなたを祝福し、あなたを大いにふやす。これは、アブラハム がカルデヤのウルを出る時に、神から与えられた約束です。しかし、アブラハ ムがウルを出た時はすでに75才でした。それなのに子供は与えられてはいま せんでした。アブラハムは当然、神はふやすと約束されたのですから、すぐに 子供は与えられると思っていました。しかし、現実には与えられませんでし た。アブラハムはどうして与えられないかと何度も何度も神に訴えるのです が、神はそれには応えられませんでした。アブラハムはその神の沈黙の中で苦 しみます。時に不信仰になり、時に大きな失敗をします。そして何と待つこと 25年になりました。アブラハム100才、サラは90才です。それはもう人 間として子を生める年令を過ぎてしまいました。2人とももうあきらめてしま いました。人間的な期待はできない状況になってしまったのです。

しかし、その時になって神は2人に子供を授けられたのです。神は100才 のアブラハムに子供を授けられるのですから、当然それ以前のどこででもそれ をすることができたはずです。神はアブラハムに25年という長い年月の忍耐 の訓練をされました。そこには多くの失敗、苦悩がありましたが、しかしまさ にそれこそがアブラハムが信仰の父として、見事に花開き、実を結ばせていっ たのです。神は私たち1人1人をこうして目をとめて実を結ばせてくださるの です。


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