み言葉の黙想
池田博主任牧師 【宣教題】
イエス・キリストの系図 (マタイ1:1~6)


 Date:1997/12/14

『アブラハムの子孫、ダビデの子孫、イエス・キリストの系図。』                                 マタイ 1:1

マタイの福音書はご存じのように新約聖書の最初にあります。即ち新約聖書 の顔とも言える、大事な書き出しです。しかし、その書き出しは、上記のよう に系図です。誰も聖書を手にして、この系図を目にしますと、続いて読もうと いう気持ちをくじいてしまいます。

しかし、そうしたことを越えて系図から始まっています。同じ福音書が4つ あるので、むしろ読みやすい、ヨハネの福音書が最初の方がよかったのではな いかと思います。しかし、そうはなっていない。

皆さん聖書は旧約聖書と新約聖書があって、まとめて聖書といいます。その 中でマタイの福音書は新約の始まりであるだけでなく、旧約とのつなぎをす る、大事な役目も果しています。それですからマタイの福音書にはしばしば預 言者を通して言われた事が成就するためであったという事が多く出て参りま す。

また、アブラハム、ダビデ、イエス・キリストというつながりが大事なので す。

アブラハムはイスラエルの民の父祖です。彼は全ての民族の祝福の基となる べき人でした。ダビデは最も優れた王でした。王の中の王でした。そしてイエ ス・キリストは、全人類の救い主です。そしてやがて全世界を治めるべき王で す。その預言されたお方が今まさにこの世界に来ようとされている。間違いな く、私たちの間に降りて来られようとしているですからこの系図は私たちへの 希望のメッセージなのです。


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