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ここにキリストは新しい契約の仲介者です、とあります。新しい契約という表現
は、当然それ以前には古い契約があったということです。
古い契約、それはシナイ山でモーセを通して与えられた律法を指しています。そ
こでは人は律法を守ることで神さまからの祝福を受けられる。しかし、それを破
るなら祝福は受けられないし、契約そのものが無効となる。イスラエルの民はそ
れをしてしまった。しかも、律法には罪を贖う力はない。
そこで神は新しい契約をイエス・キリストを通して与えて下さった。それは古い
契約を単に再契約するというだけのものではありません。新しい契約は文字通り
全く新しいもので、それは実に大きな効力のあるものなのです。
それはイエス・キリストの犠牲が伴ったものです。その犠牲は古い契約を破って
犯した罪をも帳消しにしてしまうもの、更には将来にも効力を持つことのできる
契約です。
新しい契約はどうして大きな効力を持つのでしょうか。それは血の注ぎが伴って
いるからです。血を注ぎ出すことがなければ、罪の赦しはないのです。(22
節)
別な表現をすれば、「赦しには犠牲が伴う。」ということです。あやまちを犯し
た子供を赦すためには、親の涙という代価が払われます。人間の罪の赦しのため
にはキリストの十字架の犠牲が伴ったのです。
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