み言葉の黙想
池田博主任牧師 【宣教題】
アベルの信仰 (ヘブル11:4 )


 Date:1998/09/20

「信仰によって、アベルはカインよりもすぐれたいけにえを神にささげ、その いけにえによって彼が義人であることの証明を得ました。」ヘブル11:4

カインとアベル、この2人は人間として誕生した最初の人たちである。また、 兄弟である。この世界で最初の兄弟として最もうるわしい関係が生まれて、の ちのちのモデルとなるべき人たちでありましたが、現実は最も悲惨な結果に終 ってしまった。なぜなのか、聖書は多くは語っていません。

今日はアベルの信仰に焦点を合せて見てみました。アベルは弟として誕生しま した。聖書はカインの名の由来を記していますが、アベルについて記していま せん。その意味は「息」とか「蒸気」で、象徴的には「空しさ」を表わしてい るとありました。

何故、このような名前にしたのか不思議です。長男が生まれて、アダムとエバ は恵みを得たと喜んでカインと名づけたなら、続いて生まれた子には更に恵み を表わす名がつけられていいはずと考えます。しかし、聖書は、そこには何も 触れていません。

空しいとは何を表わしているのでしょう。私は単純な推測で、アベルは生まれ た時、カインと比べ健康面で虚弱体質で、がっかりした気持をそのまま名前に したのだろうかと思いました。ですから、アベル成長の過程でいつも自分の弱 さ、兄より劣ると感じながら育ったと思います。

そのことはやがて神の前にささげものをする時にも、よく表われていったよう に思います。それが結果的には神の顧みと祝福を得ることになっていった。自 分の弱さを知る人は幸いです。


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