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アブラハムがガルデアのウルを出た時は、75才でした。その時まだアブラハムには
子供はありませんでした。しかしアブラハムがウルを出発するに当って、神は約束を
与えて下さいました。それは創世記12:1〜3にあります。その最初の所にこうあ
ります。「わたしはあなたを大いなる国民とする。」と。
このことは即ちアブラハムは子が与えられて、その子孫が1つの国民となるというこ
とを意味しています。ところがアブラハムはウル時代は勿論、カナンの地に住むよう
になっても子供が与えられません。ついに妻サラは子供が生れる年令を過ぎてしまっ
たのです。
しかしその時、創世記15章には神はアブラハムに夜空の星を見せて、「あなたの子
孫はこのようになる。」と言われたのです。その時彼は「主を信じた。」とありま
す。(15:6)その時も、それからも子供は生れていません。
アブラハムは神の前にすばらしい信仰告白をしたのですが、ふとしたサラの弱音か
ら、サラの女奴隷から子供をもうけてしまうのです。どんなに立派な信仰告白をして
も、そのすぐ隣りに不信仰の失敗をしてしまうということです。
それからなお13年後、ようやくサラに子が宿されるのです。サラが90才の時で
す。なぜ神は子を授けるのに、こんなに時をのばされたのでしょうか。そこからの
メッセージを聞いていきたいと思います。
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