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イエスさまは「平和をつくる者は幸いです。その人は神の子どもと呼ばれるからで
す。」(マタイ5:9)と言われました。現実の私たちの世界には争いや戦いが満ち
ています。民族紛争や内乱から始まって、武器は使わないまでも私たちの日常生活の
中にも争いや葛藤があります。家庭の中にもあります。そして私たち一人一人の心の
中にもあります。
実はこの心の中が問題です。私たちは自分の存在、自分たちのグループや民族の存在
について絶えず自問自答し、時に憤りを感じ、時に不安を覚える。その時に自分の相
手、自分のライバル、自分の抑圧者だけが意識されるので、人はそれらに向かって行
動を開始し、争いになって行くわけです。
実は私たちが意識しなければならないのは、周りの人々や抑圧者と思える人々や敵で
はない、自分自身の魂の創造者である真の神さまなのです。創造された自分、与えら
れた環境を受け止めて、積極的に取り組むことができるのはこの方と私たちが一つに
なって進むときです。でも私たちはそれができない。なぜか。何よりも自分の魂の創
り主、親である方との間に和解と平和がないからです。
イエス・キリストは私たち一人一人がこの世界を創造し、また自分を創造された方と
調和し、一つになって生きることができるようにと十字架でその和解を実現してくだ
さいました。
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