み言葉の黙想
池田博主任牧師 【宣教題】
ヤコブの信仰 (ヘブル11:21)


 Date:1998/11/29

「信仰によって、ヤコブは死ぬとき、ヨセフの子どもたちをひとりひとり祝福し、ま た自分の杖のかしらに寄りかかって礼拝しました。」      ヘブル11:21

ヤコブはイサクの子として、エサウと双子の弟として生まれました。生まれる時、兄 エサウのかかとをつかんで生まれてきたというところから名前がつけられ、やがて兄 エサウを押しのけて長子の権利、また祝福を自分のものとしていく。

そのため兄の反感を買い、カランのおじ、ラバンの所へ逃げて行くのです。その途中 でヤコブは1人旅のさびしさ、厳しさの中で神の前に出させられベテル(神の家)経 験をするのです。ヤコブの後の信仰に大事な節となる経験です。

ラバンのもとでヤコブは実に様々な取り扱いを受けることになります。結果として2 0年間過ごすのです。

ヤコブはラバンの娘ラケルを愛した。しかし心ならずも姉レアとも結婚することな り、しかもラケルはなかなか子供が生まれなかったことから、女奴隷からも子が生ま れるようになり、4人から12人が生まれました。しかもその12人がやがてイスラ エルの12部族となっていくのです。ヤコブの人生は実に波瀾に富み、辛酸をなめる ことになります。

けれども、ヤコブは神に対して真剣に取り組む人でした。いざとなると神の前に出て 神から答を引き出し、祝福を受けていくのです。

カランからの帰り、ヤボクの渡しでの天の使いとの格闘はヤコブのもう1つの大事な 節となりました。こうしてヤコブは結果として神の祝福をしっかり自分のものとして いったのです。私たちもヤコブのように真剣に神に迫る者となりたいものです。


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