み言葉の黙想
池田博主任牧師 【宣教題】モーセの信仰1

 Date:1999/01/17

「信仰によって、モーセは成人したとき、パロの娘の子と呼ばれることを拒み、はか ない罪の楽しみを受けるよりは、むしろ神の民とともに苦しむことを選び取りまし た。」ヘブル11:24〜25

モーセはエジプトの地にあってイスラエルの民が最も奴隷として苦しんでいた時代に 生まれました。当時イスラエルの男の子は生まれたらすぐ殺される運命にありまし た。モーセはそんな中で生まれたのですが、母親が3ヶ月の間隠して育て、それ以上 隠し切れなくなった時、かごに入れて祈って主に委ねてナイル川に流したのです。そ れをたまたまパロの娘が見つけて拾い上げ、自分の子供として育てることにしていき ます。しかも乳母として実の母親がつくことになっていくのです。そこには実に奇し い主のみ手があります。

モーセはそこで母親から信仰教育をしっかり施されます。やがて成人してからはエジ プト人として帝王学を学びます。そしてエジプトの王の道を歩むのですが、1つの事 件をきっかけに、モーセは王となる道を捨て、エジプトを去り、ミデアンの地に逃げ ていくのです。

モーセがなぜ、パロ王になれる道を捨てることが出来たのか、それはひとえに母親を 通しての信仰教育であり、祈りであります。それはやがて、モーセが成人した時、 モーセ自身の強い信仰の決断、行動となって表わされていきます。モーセから学ぶも の、1つは親の子への祈りと信仰教育の大事であり、もう1つは本人の信仰による価 値観をしっかり持つことの大事さです。


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