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イエス様は、この地上で33年間の生涯を送られました。イエス様が福音を宣べ伝えられたのは、その生涯の最後の3年半だけでした。福音書に書かれている記事のほとんどはその3年半に起きた出来事なのです。その3年半でイエス様は多くの人々に救いを与え、病気の人々を癒やし、悩んでいる者を励まし、弟子たちを任命し、訓練し、数多くの奇跡を行ない神の国の福音を広げていったのです。
しかし、考えてみるとたったの3年半しか福音を伝えていないのです。当時は、まだ交通機関も発達していません。移動はほとんど徒歩です。電話もなければテレビもない。そんな状況の中でイエス様は福音を伝えられていたのです。ですから、私たちからすれば、「もっとイエス様を必要としていた人たちがいたのではないか、もっとイエス様が地上におられた方がよかったのではないか。イエス様もそのように思われたのではないか。」と考えます。しかし、イエス様は冒頭の御言葉のように、最後の晩餐の時に「わたしの地上での任務は成就した。」と語っておられます。
私たちも日々忙しい生活を送っています。しかし、それらに振り回されてしまって一番大切なことをおろそかにしている事はないでしょうか。イエス様のように地上での最後の時を前にして、「わたしは、この地上での役割を全て果たしました。」と言うことが出来るでしょうか。イエス様の生涯から共に学んでみましょう。
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