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イエスキリストの御降誕は旧約聖書に数多く預言され、多くの人々が待ち望んでいました。 しかし、その誕生はほとんど知られない中で、ひっそり起こりました。しかも飼い葉おけの中に誕生するという隠れた出来事です。 一方天においてはこのことはとても大きな出来事として取り上げられ、しるしとしての特別な星が現れ、天の軍勢がその御降誕を讃美しました。これらは天での一大事であります。そして天での一大事は地の上になされることなのです。「地の上に、平和が、」とあります。即ち、イエスキリストの御降誕は地の上に平和をもたらすためのものであるということです。 地の上の平和、それはどんなに願わしいことでしょう。しかし、現実の歴史はおおよそ、平和とはほど遠い、争い、戦いばかりの日々です。 イエスキリストによってもたらされた、平和はどこにあるのでしょうか、どこに実現しているのでしょうか。 飼い葉おけに生れられたイエス様、それは私たちの罪のただ中に身を置かれた姿なのです。そのイエス様は今度は最後十字架刑で殺されました。それは罪に対する最高の刑罰です。 ここにこそ、地上の平和の真の姿があります。 この地上の平和は、この十字架を見上げ、そこに自分の罪を見出し、悔改めに導かれる人々にのみ与えられます。そういう人がこの地の上に満ちるように、祈りましょう。
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