お知らせ

11月 巻頭言「祝福の胎動」

毎日のみことば11月号巻頭言
主任牧師 池田恵賜

先日、新しく日本での活動を展開していこうとしている宣教団体の方と話をする機会がありました。彼らの団体は日本での活動をしていませんでしたが、祈りの中で明確に「神が日本に計画をお持ちである」との語りかけを受けたそうです。彼は、「私たちはいま、神がその計画の全貌を私たちに知らせても信じることができないほどの祝福の計画をお持ちであると感じています。神の国にとって、世界規模の救いにとって、日本は戦略的に重要な国なのです」と言われました。私は頭の中ですぐに10×10ビジョンが思い起こされ「アーメン」と言いました。

2021年のオリンピック・パラリンピック期間中に行われた「100万時間祈祷」から霊的な潮目が変わったと感じています。3.11の東日本大震災も大きく関わっていますが、シンガポールではラブジャパンのムーブメントが起こり、香港から日本への宣教師は11名から64名にまで増え、台湾においても日本のために熱い祈りがささげられていると聞いています。世界的に用いられている牧師や宣教団体から「日本のときが来ている」と語られることが多くなっています。

世界からだけでなく、国内においても主の大いなる働きの胎動を感じることができます。コロナ禍において栄区では、カトリック教会も含めた6教会共催のクリスマスマーケットが始まり、今年から8月に平和のための祈り会も始まりました。横浜南部・湘南地域の教会が協力している災害対策ネットワークの働きも続けられていて、教会間の壁が取り除かれてきていることを感じます。

またこれまで福音が届いていなかった分野にも福音は広がってきています。政治、スポーツ、芸能界においても福音が広がり始めています。国政に遣わされた金子道仁先生は様々な議員にも福音を伝え、永田町の牧師となりつつあります。社会福祉や教育の分野においても主からの大きな使命を与えられて用いられています。さらに拉致問題に関する特別委員会のメンバーとして任命され、横田めぐみさんの解放を祈ってきた横田早紀江姉にとっても大きな励ましとなりました。

スポーツの世界では、アスリートチャーチが2年間の日本縦断宣教旅行を終えようとしています。この2年間で出会った人々をつなげ、神がどのように働かれるか、次の段階も期待したいと思います。またスポーツ宣教のために献身する若者が次々と起こされています。20年前にスポーツミニストリーを始めたときには考えられなかったような広がりを見ています。
芸能人の自殺や後追い自殺の問題から始まった芸能界のための祈りも着実に広がってきていて、芸能界にいるクリスチャンたちが立ち上がろうとしています。

今はまだ小さな働きですが、多くの祝福の芽を見せられていてワクワクしています。
海水の塩分濃度は3%だそうです。3%しかないのかと思いますが、3%であれだけの存在感があるのなら、10×10が成し遂げられたときに救われた10%のクリスチャンたちは日本、そして世界にどれだけの存在感を放つようになることでしょうか。

日本という国が10倍の祝福を受けることを通して、神の栄光が世界に輝くよう、ともに祈って備えていきましょう。

あなたがたは地の塩です。 マタイ5:13

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