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日本に導かれた証し

ビラ宣教師

私と妻のトリシアは、フルタイムの宣教師として異文化の分野で奉仕して10年以上になります。父なる神様からの召命は明確で、その瞬間から、父なる神様に仕えること以外に、私たちができることは何もありませんでした。トリシアはブラジルの北部の出身で、私は南部出身ですが、私たちは2015年にインドネシアで出会いました。私たちが結婚する時が来たと思うまでに、パプアニューギニア、韓国、中国などで奉仕してきました。

2021年、私たちは母国に戻り、家族や友人たちに囲まれて小さな式を挙げました。結婚して最初の1年間は地元の教会で奉仕しながら、私たちは宣教師としての次のステップのために主のみこころを祈り求めていました。当初は、ビザもあり、人脈もあり、多くの可能性を秘めた中国に行こうと思っていました。しかし、コロナ禍に入り、中国の移民局が1年近く作業を中断したため、トリシアのビザを申請することができなくなりました。

2番目に考えた国はインドネシアでした。私たちはインドネシアに3年以上住んでいて、言葉も話せるし、提携できる団体も知っていて、簡単な手続きで済むだろうと考えていたからです。しかし、主は「NO」と言い、突然すべての扉が閉ざされました。

そんな中、マーティ・ウッズ宣教師との会話の中で、次のステップとして日本を考えてはどうかと問われたのです。マーティとは11年前、2012年のロンドンオリンピックで出会い、この5年間、共に歩んできました。私とトリシアは、そのことについて話し合い、心を開いて、祈り始めました。そして、現地の指導者、家族、とりなし手と話し合い、数日後、主から日本についてのみことばをいただきました。
 
見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている。……必ず、わたしは荒野に道を、荒れ地に川を設ける。 イザヤ43:19
 
マーティが恵賜牧師と話し、本郷台教会は私たちを受け入れるために扉を開いてくれました。神様とその方法は、私たちが考えもしなかったような扉を優しく開き、神様だけができる機会を与えてくださいました。その会話の数日後、主はブラジル人家族を私たちの教会に送ってくださいました。彼らは日本から来たばかりで、私たちが日本のことを祈っていると聞くと、とてもとても興奮して、たくさんのサポートや情報をくれ、滋賀県のブラジル人クリスチャンを紹介してくれました。私たちは、市内で日本語の先生を見つけ、ひらがなやカタカナを習い始めました。

約2年間の祈り、いろいろな人たちとのやりとり、準備の後、私たちはついに日本に到着しました。日本に来る前に、タイで行われた東アジアスポーツ宣教会議に参加し、様々な国の兄弟たちとの最初の祈りの集まりの中で、イザヤ書43章19節が語られました。横浜に着いて、バーニングハーツの讃美集会に参加した時、山田啓介兄が集会の中で同じ聖句を分かち合ってくれました。また、日本語を学ぶために名古屋に行ったとき、出席した礼拝の初めの聖句はイザヤ書43章19節でした。主が日本で何か新しいことをしておられ、その一部として私たちを招いておられることが、あらゆる段階で確認され、示されていました。

日本の人々に仕えるためにここにいることは、私たちの特権です。
神様はみなさんをとても愛しています。そして、この国のすべての宣教師は、それを伝える生きた証し人です。神様は新しいことを行います。神様は見守ってくださいます。神様の働きはまだ終わっていないのです。

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